その通り、なんですが……
歌詞カードをながめて、なんと歌っているのか確かめるのも、歌謡曲の醍醐味なのかな、と思います。
先日、雨の日に帰宅途中、車内のラジオから、三善英史の「雨」が流れてきました。子どもの頃ヒットしたので、おおよそ歌詞は覚えています。でも、一箇所だけ、なんと歌っているか聞き取れなかった。
〽︎恋はいつの日も 捧げるものだから
きっと◯◯◯のが つとめと信じてる
この◯◯◯の中が分からないので、帰宅するなり検索して、千家和也が作った歌詞を確かめてみました。すると、予想を遥かに上回る内容が書かれていたのです。
〽︎恋はいつの日も 捧げるものだから
じっと耐えるのが つとめと信じてる
「きっと」じゃなくて「じっと」だったのか! 私は思わず唸りましたね。
そして、「じっと耐えることが勤め人の宿命みたいなものだもんなぁ」と我が身を当てはめて考えてもみました。
秋元康氏も、聞き手に歌詞を読ませて、なんと歌っているのかを当てさせたかったんじゃないのかな。
鞆の浦は風光明媚な場所ですね。若いころ、福山駅前でレンタカーを借りて、あの辺をドライブしましたが、スピード違反で捕まった苦い思い出があります。鰯
追記:この戸嶋さんへの返信、読み返しでみたら意外とおもしろかった。触れられている「雨」って歌、じつは第三者の客観的視点から「待つ女」の孤独を描写しているんだね。50年くらい後になって、女性の独り言じゃないことにようやく気づいた。