鰯、熊本桜町バスターミナルに行く
今日10月14日は、熊本桜町バスターミナルが開業してからちょうど1ヶ月めだったそうです。屋外ではイヴェントも催されていた。あーだからか人出が多かったのは。
ちょっと辛めの感想を書きましたが、いくつかの問題点を改善すれば、交通の起点にあるショッピングセンターは市民・県民により長く利用されると思います。
(以下Twitterより転載)
① さて、今日は桜町バスターミナルへ出かけました。休日ということもあり、熊本市の新しい商業施設はたいへんな賑わいでした。目的の定期券購入を済ませたあと、しばらくウインドーショッピングとしゃれこみましたが、人出のわりに買い物客は少なく、列をなす店舗はレストラン街ばかりでした。
② しかしプロムナードが狭く、導線の混乱している感じがします。意図的なのかもしれませんが、レストランとブティックが隣接しているのも感心しません。フレグランス漂うおしゃれな雑貨屋さんに、揚げ物の匂いが重なるのはまずい(逆もまた然り)。館内の換気がよくないんじゃないでしょうか。
③ 換気といえば、バスターミナルは安全性を重視した設計で、機能的ではありますが、バスの排気ガスが構内に充満しており、長く居ると気分が悪くなりそう。これは早急に改善すべきだと思います。
商業施設としての良し悪しは傍に置くとしても、換気については九州産交ホールディングスと市議会とでシビアに論ずるべき問題だと思いました。
④ もうすぐ開館を迎える熊本城ホールのロビーですが、その偉容とは裏腹に、オープニングスタッフにボランティアを募集するのは「人よりハコモノ」という感じで、あまり印象がよくありません。短期でも雇えよ(大西)市長、とつい口にしてしまいました。
⑤ 熊本市の人口は100万にも満たない。ところが桜町と同じような巨大商業施設が熊本駅前にも建設されています。おそらく同じような店舗が居並ぶのでしょうが、それだけの購買力が熊本市民にあるでしょうか、はなはだ疑問です。
⑥ 7万円もするダンガリーシャツがありました。若ければ自分も欲しくなるような。でも、熊本でこれを買える余力のある若者が果たしてどれ程いるだろう。桜町の洒落た店にたむろするのは私らのような中高年ばかり。気の利いた若い衆は上通や並木坂の裏筋で、より安価で洒落た服を買い求めることでしょう。
⑦ 商都熊本の活性化を狙うなら、市民のニーズを綿密に調査しなければならない。さもなくば、半年もせぬうちに閑散としてしまうでしょう。各店舗にとっての望ましいお客と、現実の客層との乖離が甚だしい。ぼくみたいな爺さまに来られてもお店は嬉しかなかろう? 通町の老舗百貨店(鶴屋)も胸を撫で下しているはずです。
⑧ 結局、何も買わずにバスに乗って帰りました。ちなみに、今日ぼくが着ていたオリーブ色のトレーナーは光の森ゼビオのワゴンセール品で、¥599です。
ムシャんよかろ? 鰯 (sardine) 2019/10/14